身体は「治す」のではなく育てるもの

「治ればいい。」

 

私たちは、身体について考えるとき、自然とそう思っています。

 

肩こりを治したい。

腰痛を治したい。

猫背を治したい。

O脚を治したい。

疲れやすさを治したい。

 

もちろん、その気持ちはよく分かります。

私も以前は、身体とは「治すもの」だと思っていました。

 

でも、身体を見続けてきた中で、

一つの考えにたどり着きました。

 

身体は、治すものではなく、育てるものではないだろうか。


植物を育てることを想像してください

例えば、

一鉢の植物があります。

葉が少し元気がありません。

 

そんなとき、

 

「この植物を治そう。」

 

とは、あまり考えません。

 

水をあげる。

土を整える。

日光を浴びせる。

風を通す。

 

環境を整えながら、少しずつ育てていきます。

 

すると、

 

植物は自分の力で、また元気な葉をつけ始めます。

 

私たちは、

植物には「育てる」という言葉を使うのに、身体になると、

なぜか「治す」という言葉だけを使うようになります。


本来、身体も育つ存在です

赤ちゃんは、最初から歩けません。

 

寝返りを覚え、

ハイハイを覚え、

立つことを覚え、

歩くことを覚えます。

 

その過程で、

 

誰も

 

「歩けない赤ちゃんを治そう。」

 

とは考えません。

 

少しずつ身体を育てていきます。

 

身体は、成長しながら、

 

使い方を覚え、

動きを覚え、

少しずつ育っていきます。


では、大人になるとどうでしょう

大人になると、身体は完成したものだと思われがちです。

 

そして、不調が出ると、

 

「どこを治せばいいですか。」

 

という考えになります。

 

でも、身体は大人になった瞬間に、成長が止まるわけではありません。

 

歩き方も。

姿勢も。

呼吸も。

生活動作も。

 

毎日の積み重ねによって、少しずつ変わり続けています。

 

つまり、今の身体も、今まで育ってきた結果なのです。


今の身体は「クセ」が育った結果

例えば、長年、

 

右足ばかりに体重をかけるクセ。

肩をすくめるクセ。

腰だけで立つクセ。

胸が動かないクセ。

歩幅が小さいクセ。

 

それらは、ある日突然できたものではありません。

 

毎日の生活の中で、少しずつ、少しずつ、

身体が覚え、育ってきたものです。

 

だから今の身体は、悪い身体なのではありません。

 

今まで育ってきた身体なのです。


だから、また未来の姿へ戻ることができます

ここが、私は一番大切だと思っています。

 

身体は、今まで育ってきたものです。

だからこそ、本来の姿へ戻ることもできます。

 

新しい身体を作るのではありません。

 

本来あった身体の使い方を思い出していくのです。

 

歩き方を思い出す。

姿勢を思い出す。

呼吸を思い出す。

生活動作を思い出す。

 

毎日の積み重ねの中で、少しずつ、

身体は本来の動きを取り戻していきます。

 

私は、身体は何歳からでも変われると思っています。

それは、筋肉が若返るからではありません。

 

身体には、本来の姿へ戻ろうとする力があるからです。

 

だから私は、身体は「治すもの」ではなく、

本来の姿へ育て直していくものだと考えています。


身体は「からだにいいクセ」を育てることで変わっていきます

身体は毎日学習しています。

 

歩き方。

立ち方。

座り方。

呼吸。

重心。

 

何気ない生活動作。

 

その積み重ねが、今の身体を作っています。

 

だから、身体を変えたいなら、一度だけ頑張ることではなく、

 

毎日の中で、からだにいいクセを育てていくこと。

 

これがとても大切です。


今の身体は「鎧」を着ている状態かもしれません

私はよく、身体を「鎧」に例えます。

 

頑張れば頑張るほど、

 

筋肉で支えようとする。

力で動こうとする。

無意識に身体を固めてしまう。

 

その積み重ねによって、少しずつ鎧を着ていくようになります。

 

しかもその鎧は、長い時間をかけて育ったものなので、

一度着ると簡単には脱げません。

 

そして、多くの人は、

その鎧を着ていることにさえ気づいていません。

 

だから私は、身体を変えるとは、新しい鎧を着ることではなく、

今着ている鎧を少しずつ脱いでいくことだと思っています。


本来の姿へ戻るということ

ラナンキュラスボディで目指しているのは、

 

新しい身体を作ることではありません。

筋肉をたくさんつけることでもありません。

 

本来、誰もが持っている身体へ戻ることです。

 

赤ちゃんが、

 

無理なく寝返りをして、

無理なく立ち、

無理なく歩いていくように。

 

人間には、本来とても効率よく動ける仕組みがあります。

 

でも、長年の生活の中で、少しずつ身体の使い方が変わり、

本来の動きを忘れてしまいます。

 

だから、新しい動きを覚えるのではありません。

 

思い出す。

 

その感覚に近いのです。


ラナンキュラスボディは「からだの習い事」

私は、

ラナンキュラスボディを整体とも、パーソナルジムとも少し違うものだと考えています。

 

もちろん、

身体を整えることもあります。

運動を行うこともあります。

 

でも、目的はそこではありません。

 

目的は、

 

からだにいい使い方を身につけること。

 

だから私は、ラナンキュラスボディを

 

からだの習い事

 

だと思っています。

 

ピアノも、

書道も、

英会話も、

 

一日で身につくものではありません。

 

少しずつ学び、少しずつ身体が覚えていきます。

 

身体も同じです。

 

毎日の積み重ねによって、からだにいいクセを育てていく。

 

その結果として、

 

姿勢が変わり、

歩き方が変わり、

身体のラインが変わり、

 

疲れにくさも変わっていきます。


身体は一生育ち続けます

身体づくりに、ゴールはありません。

 

年齢を重ねても、身体は学び続けます。

 

五十代でも。

六十代でも。

七十代でも。

 

身体は、使い方を覚えます。

 

だから私は、

 

「もう遅い」

 

という言葉をあまり信じていません。

 

身体は、一生育ち続ける存在だからです。


今日から身体の向き合い方を少し変えてみませんか

もし今、

身体が思うように変わらないなら。

 

「どうやって治そう。」

 

ではなく、

 

「どうやって育てよう。」

 

そんな視点で身体を見てみてください。

 

身体は、

 

敵ではありません。

壊れた機械でもありません。

 

毎日の積み重ねを素直に覚え、少しずつ育っていく存在です。

 

だから、今日から積み重ねることも、きっと身体は覚えてくれます。

 

そして、その積み重ねは、

少しずつあなたを本来の姿へ戻してくれます。


実際の変化事例

 

ラナンキュラスボディには、

「身体を治したい」という思いで来られた方が多くいらっしゃいます。

 

しかし、身体の使い方を見直し、日常の動きを少しずつ育てていくことで、姿勢や歩き方だけでなく、

 

「毎日が楽になった」

「気づけば疲れにくくなっていた」

 

という変化を感じられる方がたくさんいます。

 

▶︎ 実際の変化事例を見る

ラナンキュラスボディについて

 

ラナンキュラスボディは、

身体を「治す場所」ではありません。

 

本来の姿へ戻るために、

姿勢・歩行・生活動作を育てていく場所です。

 

一人ひとり違う身体だからこそ、一人ひとり違う育て方があります。

 

その人に合った順番で、

無理なく身体を育てていくことを大切にしています。

 

▶︎ ラナンキュラスボディについて

体験セッションのご案内

 

体験セッションでは、

姿勢・歩行・身体の使い方を確認しながら、今の身体がどんなクセを育ててきたのか、

 

そして、本来の姿へ戻るためには何から始めると良いのかを一緒に整理していきます。

 

身体は、一日で変わるものではありません。

 

でも、育てる方向が変われば、身体は少しずつ変わり始めます。

 

もし今、

 

「身体を変えたい」

 

そう思っているなら、その第一歩として、一緒に身体を育て始めてみませんか。

 

▶︎ 体験セッションはこちら

※本サービスは姿勢・歩行・生活動作に関する身体教育・運動指導を目的としたものであり、治療・医療行為ではありません。効果の感じ方には個人差があります。